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学会発表SOCIETY

日本ペストロジー学会について
日本ペストロジー学会

日本ペストロジー学会は、ネズミ・ゴキブリ・食品害虫をはじめとした有害生物の防除を研究している日本で唯一の学会であり、学会が発足した1989年から弊社も継続的に発表を行っています。
弊社は、防除に関して知識の豊富な会員が学術集会(大会)や若手談話会などに積極的に参加し、最新の興味深い話題の提供や情報交換を図っています。

発表演題

過去に弊社が学会発表した演題について、ご紹介いたします。

2019年度 日本ペストロジー学会富山大会(第35回)
弊社演題:ノミバエ科の物体色に対する選好性の研究

世界的にノミバエ科の物体色に対する研究は少ないため、人の生活圏内に生息する種であるクサビノミバエの選好性を調査した結果、色紙6色(黒、白、赤、青、黄、緑)のうち、黒色と赤色の紙の上で捕獲される虫が多く、明らかな色彩選好性を示すことが考えられました。

■演者■ 吉澤 聡史

第71回 日本衛生動物学会大会(山口大学 共同獣医学部)
弊社演題:岡山市における双翅目昆虫類のたばこの吸い殻からの発生事例報告

岡山市における屋外に設置された喫煙所のたばこの吸い殻から5種の双翅目昆虫類が発生したことについて発表しました。発生したものはニセケバエ科1種、クロコバエ科1種、ヒメイエバエ科2種、イエバエ科1種であり、これらには衛生・農業上重要な種が含まれていました。そのため、各種の同定結果および形態や生態的特徴を説明し、たばこの吸い殻は保管状況によっては双翅目昆虫類の発生源となることを結論付けました。

■演者■ 吉澤 聡史

2018年度 日本ペストロジー学会鹿児島大会(第34回)
弊社演題:製品包装内における昆虫類の生存期間に関する研究

製品に昆虫が異物として混入した場合、混入原因の究明のために混入時期を推定することが求められますが、混入した製品や昆虫種によって生存期間が異なるため、その関係を調べることは混入時期を推定するのに有用な情報と言えます。今回は、チャバネゴキブリ、ヒラタコクヌストモドキ、キイロショウジョウバエについて、製品包装内における生存期間を調査しました。その結果、製品内の水分やその他の成分量が、混入した昆虫類の生存率・生存日数に影響を与えることが示唆されました。

■演者■ 吉澤 聡史

2017年度 日本ペストロジー学会東京大会(第33回)
弊社演題:殺虫剤含浸ネットによる殺虫および忌避効果の検証Ⅱ

前回の発表に続き、ペルメトリン含有ネットを用いて、ゴキブリ類や貯蔵穀物害虫に対して効果の検証を行いました。その結果、クロゴキブリは1日以上ネットに接触し続けても死亡しないことや、タバコシバンムシは十分な餌があればネットの有無にかかわらず正常に世代交代することが分かりました。このネットは様々な昆虫類に対して使用されていますが、私たちの検証では、チャバネゴキブリに対しては一定の効果がある可能性があるものの、貯蔵穀物害虫(甲虫類)に対する効果は期待しにくいと考えられます。

■演者■ 田中 玲衣奈

2016年度 日本ペストロジー学会栃木大会(第32回)
弊社演題:殺虫剤含浸ネットによる殺虫および忌避効果の検証

樹脂製の繊維にペルメトリンを含浸させた防虫ネットは、マラリアを媒介する蚊の対策として開発されたものですが、日本国内ではそれが改良されて他の飛翔性昆虫対策として販売され、現場では様々な害虫にも応用して使用されている場面も見られます。
今回の発表では、チャバネゴキブリ、いくつかの貯蔵穀物害虫および飛翔性昆虫などに対して、この資材がもつ殺虫・忌避効果の検証を行いました。その結果、チャバネゴキブリではある程度の殺虫・忌避効果を持つ傾向が見られましたが、貯蔵穀物害虫ではそのような傾向は見られませんでした。また、飛翔性昆虫に対して使用すると、ネットの周辺で多くの死骸が発生することがわかりました。

■演者■ 田中 玲衣奈

2015年度 日本ペストロジー学会宮城大会(第31回)
弊社演題:ライトトラップとスティッキートラップの設置位置による捕獲数への影響Ⅱ

前回の発表では、ライトトラップを高さ1.5mの位置にライトトラップを設置すると、その周囲2mの範囲ではライトトラップの影響を大きく受け、スティッキートラップにおける捕獲が増大することが明らかとなっています。今回の発表では、さらにライトトラップの高さや設置位置を変えて実験を行い、有効なライトトラップの設置位置とライトトラップの影響を受けにくいスティッキートラップとの距離、またライトトラップの有効な設置場所について考察しました。

■演者■ 望月 春佳

2014年度 日本ペストロジー学会新潟大会(第30回)
弊社演題:捕虫用BLランプの飛散実験からみる安全対策

捕虫用ライトトラップの光源には蛍光灯型BLランプが用いられていますが、これが落下破損した場合、ガラス片が飛散し、製品異物や労働災害の原因になるおそれがあります。そこで、もし破損事故が起こった場合、どの程度の範囲にどのような危害を及ぼすのかを明らかにするために、BLランプが落下破損した場合のガラス片の飛散状況、およびガラス片が生物に及ぼす影響について調査しました。BLランプを1mの高さから落下させた場合、破片のほとんどは3m以内に飛散し、金具方向への飛散は少ないことが分かりました。また、ガラス片を床に敷き詰めたケージ内で飼育したゴキブリは死亡しやすい傾向が見られました。

■演者■ 山口 翔平

2013年度 日本ペストロジー学会岐阜大会(第29回)
弊社演題:電池式LEDライトトラップの可能性

現在、食品工場などで使用されるライトトラップは光源を使用することで誘引力が高い一方、有線で電源を得る必要があり設置箇所が限られています。そこで、電源を乾電池、光源をLEDにするこで外部電源が不必要なトラップを使用し、従来のトラップと比較しました。その結果、このトラップは広範囲の調査や補殺などを目的とした調査に使用するのではなく、屋根裏などの狭い場所や発生源の調査など特定の調査に適していると考えられました。

■演者■ 林 枝里香

2012年度 ペストロジー学会兵庫大会(第28回)
弊社演題:ライトトラップとスティッキートラップの設置位置による捕獲数への影響

現在、昆虫類防除のモニタリング調査に用いられる資材の代表としてライトトラップとスティッキートラップが挙げられます。前者は走光性のある生物を誘引捕獲するもの、後者は偶然通りかかった生物を捕獲するものです。これらの距離に関して検討したところスティッキートラップの捕獲の偶然性に対し、ライトトラップの設置位置が近い場合、大きな影響を与えることが分かりました。

■演者■ 片山 相恵

2010年度 日本ペストロジー学会松山大会(第26回)
弊社演題:エタノール製剤の種類による殺虫効力

昨年度の演者の発表において、エタノールには一定の殺虫効果があるというデータを提示しました。実際の現場では、エタノールは様々な添加物が加えられた製剤として存在し、その濃度も種類により様々です。本発表では、市販の3製剤を用いて実験を行い、市販薬であっても、同一濃度に希釈した無水エタノールと同等もしくはそれ以上の効果があり、エタノール濃度が高いほど殺虫効果が高いことを確認しました。

■演者■ 大野 竜徳

2010年度 日本ペストロジー学会松山大会(第26回)
弊社演題:スティッキートラップの材質における捕虫状況の違い

スティッキートラップを使用した防虫管理は、広く普及しています。スティッキートラップは紙製のものが一般的ですが、最近では、水を使う場所用にプラスティック製のものもあります。同型で、材質が紙とプラスティック(PP)のスティッキートラップで捕獲能力を比較したところ、コナチャタテに対しては、紙製の方がより多く捕獲される傾向が見られました。

■演者■ 高月 淳一

2009年度 日本ペストロジー学会茨城大会(第25回)
弊社演題:エタノールによる殺虫について

昨今の情勢から、昆虫類の防除に対して殺虫剤の使用自粛を求められる場合が多くなっています。このため、恒久的に環境の殺菌や清掃に用いられ、誰にでも使用でき、安価なエタノールを選択し、殺虫に関する実験を行いました。実験には、微小昆虫の代表としてトビムシ目昆虫1種、製粉や製パン工場でよく見られるコクヌストモドキ、コクゾウムシ、衛生害虫の代表としてチャバネゴキブリを用いています。この実験結果を基に、どのような濃度でどのように施工を行えば殺虫効果を出せるかについて解説しました。

■演者■ 大野 竜徳

2009年度 日本ペストロジー学会茨城大会(第25回)
弊社演題:ショウジョウバエの誘引について

一般家庭でも馴染み深いショウジョウバエは、「紫外線よりも匂いに誘引される」、「発生サイクルが短い」、「飛翔能力が高い」という特徴を持ち、果実を中心とした植物性の食品を取り扱う工場等でしばしば問題となります。実験には、キイロショウジョウバエのほかヒョウモンショウジョウバエを用い、匂いと色に誘引される要因(バナナ、エタノール、酒類など5種)、忌避する要因(植物性油)について解説しました。

■演者■ 赤松 久禎

2008年度 日本ペストロジー学会大阪大会(第24回)
弊社演題:床置型粘着トラップの形状による捕虫数の違いⅡ

前回の発表では、チャバネゴキブリ、飛翔性昆虫を対象として粘着トラップの形状と捕獲効率の関係を報告しました。今回は、飛翔性昆虫の中でもチカイエカ、ノミバエおよびライトトラップに誘引されにくいチョウバエを対象とした実験を行いました。その結果、トラップの形状が捕獲数に影響を与えることが分かりました。

■演者■ 大野 竜徳

2007年度 日本ペストロジー学会長野大会(第23回)
弊社演題:床置型粘着トラップの形状による捕虫数の違い

床置き型粘着トラップは偶然トラップ上を通り過ぎたものを捕獲するものであり、屋根の有無や開口部の形状によって捕獲効果に差が現れると考えられます。そこで、衛生害虫としてのチャバネゴキブリ、さらに捕獲に関して偶然性に作用されやすい飛翔性昆虫を対象に実験を行いました。チャバネゴキブリの調査に対してはトラップ屋根の有無が影響していることが分かりました。

■演者■ 大野 竜徳

2006年度 日本ペストロジー学会岡山大会(第22回)
弊社演題:食品倉庫に多数侵入したホタルカミキリ

センゴンラウト(通称ファルカタ)は、合板、マッチのほか、食品の外装箱としても広く使用されています。今回、食品工場の倉庫で食品を木製の箱に入れて保管していたところ、多数のホタルカミキリが群集した例がありましたので事例を紹介しました。

■演者■ 高橋 宏英

2005年度 日本ペストロジー学会神奈川大会(第21回)
弊社演題:小型昆虫における加熱温度および加熱時間とカタラーゼ反応の関係

カタラーゼ試験とは、生きた虫体の活性が高温処理、及び経時によって失われる性質を利用して混入した虫体の混入経路、混入後の経過時間、混入時の環境(pHなど)を推察することを目的として行う試験です。今回は、ヒラタチャタテ、タバコシバンムシ、ノシメマダラメイガ、オカダンゴムシを対象として加熱処理による活性失活までの時間を調べ報告しました。

■演者■ 片山 耕次

2004年度 日本ペストロジー学会東京大会(第20回)
弊社演題:加熱処理機(ターモノックス)による貯穀害虫防除

加熱処理機(ターモノックス)による貯穀害虫防除は、薬剤を使用しない殺虫に利用できる方法です。今回、ヒラタコクヌストモドキを対象として、場所による効果の違いおよび粉の存在が影響するかを調べ報告しました。

■演者■ 坂下 琢治

2003年度 日本ペストロジー学会大分大会(第19回)
弊社演題:ショウジョウバエの選好性に関する研究

ショウジョウバエが匂いに強く誘引される性質を持つことから、醤油、ヨーグルト、洗剤、消毒用エタノールと物質による誘引性の比較を行いました。さらに、ショウジョウバエは光にも誘引されることから、ライトトラップとエタノールでどちらが強く誘引されるかについても調べ報告しました。

■演者■ 塚原 佳孝

2003年度 日本ペストロジー学会大分大会(第19回)
弊社演題:エサ(粉)の状態が貯穀害虫に与える影響

貯穀害虫の発生には、餌とする小麦粉の量や状態の違いが大きく関係します。今回、ヒラタコクヌストモドキを対象として、餌の状態の違いが幼虫、蛹、成虫の出現時期、出現数についてどのように影響するか調べ、報告しました。

■演者■ 藤沢 美和子

2003年度 日本ペストロジー学会大分大会(第19回)
弊社演題:家庭内昆虫相とその影響

日本国内において、家庭内ではどのような昆虫が捕獲され、どのような条件が影響しているのか(地理的・時期的・調査場所的)について、若手談話会の有志による共同研究によりデータを収集し、報告しました。

■演者■ 坂下 琢治

2002年度 日本ペストロジー学会北海道大会(第18回)
弊社演題:絶食条件及び低酸素条件下における昆虫の生存期間

飢餓条件下における虫の生存期間を明らかにすることにより、対象虫がその食餌物ではない食品や容器に混入した場合の、混入時期の特定の材料の1つとすることができます。今回は、ノコギリヒラタムシ、ワモンゴキブリ、チャバネゴキブリ、キイロショウジョウバエについて飢餓耐性を調べ、報告しました。

■演者■ 高橋 宏英

2002年度 日本ペストロジー学会北海道大会第(18回)
弊社演題:半家住性ゴキブリ類の屋外における地理的検証-その3-

日本国内において、建物に隣接した屋外では、どのようなゴキブリが、いつ頃捕獲されるのか、またその捕獲状況に地理的な違いがみられるのか、さらに隣接した建物や場所と捕獲状況との間に何らかの関係があるのかなどについて、若手談話会の有志による共同研究によりデータを収集し、報告しました。

■演者■ 坂下 琢治

2001年度 日本ペストロジー学会埼玉大会(第17回)
弊社演題:食品の保管方法と食品害虫の侵入

乾燥食品を一度開封した後に混入していると考えられるノシメマダラメイガの幼虫を用いて、包材の封をした状態での包装内部への侵入状況を調査し、「適切な保管」とはどの程度のものであるかを検証しました。

■演者■ 高橋 宏英

2001年度 日本ペストロジー学会埼玉大会(第17回)
弊社演題:脱酸素条件における虫の生存期間-その2-

前回の発表では、脱酸素剤を用いて主に貯穀害虫の低酸素耐性試験に関して報告していますが、今回は対象虫をアリ、ハエ、ゴキブリに変更して同様の実験を行い、報告しました。

■演者■ 瀬良田 信子

2001年度 日本ペストロジー学会埼玉大会(第17回)
弊社演題:半家住性ゴキブリ類の屋外における地理的検証-その2-

日本国内において、建物に隣接した屋外では、どのようなゴキブリが、いつ頃捕獲されるのか、またその捕獲状況に地理的な違いがみられるのか、さらに隣接した建物や場所と捕獲状況との間に何らかの関係があるのかなどについて、若手談話会の有志による共同研究によりデータを収集し、報告しました。

■演者■ 坂下 琢治

2000年度 日本ペストロジー学会福岡大会(第16回)
弊社演題:半家住性ゴキブリ類の屋外における地理的検証

日本国内において、建物に隣接した屋外では、どのようなゴキブリが、いつ頃捕獲されるのか、またその捕獲状況に地理的な違いがみられるのか、さらに隣接した建物や場所と捕獲状況との間に何らかの関係があるのかなどについて、若手談話会の有志による共同研究によりデータを収集し、報告しました。

■演者■ 坂下 琢治

2000年度 日本ペストロジー学会福岡大会(第16回)
弊社演題:脱酸素状態における虫の生存可能期間

異物として虫が混入し、弊社に検査依頼のある虫の商品の中には、脱酸素剤が封入されているものもあります。今回、低酸素条件下における昆虫7種の生存期間を調べました。また、食品によっては低温で保管されるものもあるため、低酸素条件下における昆虫の生存期間に与える温度の影響についても調べ、報告しました。

■演者■ 瀬良田 信子

1999年度 日本ペストロジー学会名古屋大会(第15回)
弊社演題:夜行性飛翔昆虫の夜間における活動の経時変化

夜行性飛翔性昆虫が夕方から明け方にかけてどの時間帯に活動が最も多くなるのか、また虫の種類ごとに活動時間帯はどのように違うのかについて合計6カ所の現場で捕獲調査を行ったところ、深夜は虫の活動が最も少なく、日没後の数時間と明け方が最も活動が多くなることが分かりました。

■演者■ 高橋 宏英

1998年度 日本ペストロジー学会神奈川大会(第14回)
弊社演題:工場緑地の樹木に潜伏する昆虫の発生消長

工場内にある緑地帯は、昆虫の潜伏・繁殖場所として適しているため、緑地帯に潜んでいる昆虫が光などに誘引されて工場内に侵入する可能性があります。今回は、広葉樹と針葉樹の樹木を数種類選び、潜伏昆虫を調べたところ、有意に潜伏数の多い樹種があることが分かりました。

■演者■ 坂下 琢治

1996年度 日本ペストロジー学会京都大会(第12回)
弊社演題:間仕切りの条件による侵入虫の分散抑制効果の違いについて

飛翔性昆虫の建物内への侵入防止および建物内での分散防止の手段として、間仕切りの設置といった対策があります。今回は、さまざまな種類の間仕切りによる飛翔性昆虫の通過率の違いを調べ、各種間仕切りが飛翔性昆虫の建物内への侵入および建物内での分散を防止する効果をもつことが分かりました。

■演者■ 羽原 政明

1995年度 日本ペストロジー学会高知大会(第11回)
弊社演題:各地で採集されたチャバネゴキブリの殺虫剤感受性(第2報)

防除が困難と感じている日本各地合計7カ所の現場から採取したチャバネゴキブリに対する数種類の殺虫剤に対する薬剤感受性を調べた結果、薬剤感受性が低下していることが明らかになりました。

■演者■ 羽原 政明

1994年度 日本ペストロジー学会東京大会(第10回)
弊社演題:昆虫類への刺激による捕虫スピードの違いについて

ライトトラップと競合するさまざまな光源がある状態で効率的にライトトラップに虫を捕獲するために、虫に何らかの刺激(風、刺激臭)を与えることが及ぼす影響について実験した結果を報告しました。

■演者■ 橋村 幸治

1993年度 日本ペストロジー学会北海道大会(第9回)
弊社演題:BLランプの使用時間によるライトトラップ捕虫数の変動

BLランプの適切な交換時期を考えるにあたって有効な資料となるように、BLランプの使用期間と捕虫効率の低下との関連について調べました。その結果、BL ランプは6カ月間使用すると、その誘虫力に有意な低下が認められました。

■演者■ 羽原 政明

1991年度 日本ペストロジー学会静岡大会(第7回)
弊社演題:各種光源の誘虫性

各種光源の誘虫性の確認のため、白色蛍光灯(20W)とその他8種類の照明器具(紫外線カット処理蛍光灯、BLランプ、純黄灯、消灯など)で誘虫率がどの程度異なるかについて実験した結果を報告しました。

■演者■ 羽原 政明

1990年度 日本ペストロジー学会東京大会(第6回)
弊社演題:殺虫剤の残留について

殺虫剤を防虫対策に用いる場合、製品汚損や環境汚染防止のために、採用した殺虫剤がどの程度残留しているかを知ることが重要です。そのため、簡易に殺虫剤の残留性を探知できる試験キットを使用した汚染調査結果を報告しました。

■演者■ 羽原 政明

1989年度 日本ペストロジー学会東京大会(第5回)
弊社演題:タバコシバンムシ防除におけるフェロモントラップの利用

乾燥食晶工場での貯蔵食品害虫による異物混入対策の一環として、タバコシバンムシ対策にフェロモントラップ(ニューセリコ)を用いた防除事例を紹介しました。

■演者■ 羽原 政明

1989年度 日本ペストロジー学会宮城大会(第4回)
弊社演題:発泡工法を用いたチョウバエ防除

オオチョウバエやホシチョウバエに対し、より広範囲な生息場所に殺虫剤を到達させる方法として発泡工法を検討し、報告しました。

■演者■ 羽原 政明