2025年10月度セミナー
seminar
セミナー概要
| セミナーテーマ | プロが教える 社内防虫従事者の育成方法、レベルアップ方法 |
|---|---|
| 開催日 | 2025年10月16日(木)/2025年10月21日(火)/2025年10月22日(水) |
| 会場 | 大阪、高松、広島 |
| 演題・講師 |
1.スッキリ理解 防虫従事者の「役割」「力量」「育成方法」
|
| 概要 | 本セミナーでは、防虫従事者に必要なスキルを習得することで、業務負担軽減・力量向上・人員交代などに対応できるよう、専門家としての見解と他社事例を交えて具体的に解説しました。 |
受講されたお客様の声
- 従事者に必要なことが具体的な例で理解しやすかった。
- 防虫の担当者として自社の重要な虫も把握しきれていなかったと感じたので、実践していく良い機会になった。
- 防虫業務の担当者として、自分の中で取り組み方が分からずもう少しできることがあるのではないかと思っていたので大変勉強になった。
- なかなか他社の環境、取り組みを知る機会がないので貴重な時間となった。
- 防虫やそれ以外の業務で、役割の明確化や力量アップを属人化防止などの課題解決を目的に実施できると感じ、非常に参考になった。
- 他社のこだわりはとても興味深かった。自社にも展開できそうなことを実施してみようと思う。
- 対策レベルの理解が不十分だということを自覚することが出来ました。
- 防虫管理は品質管理が主となっていたが、今後は製造社員にももっと積極的に参加させたいと思った。
講演内容
-
■講演1■ スッキリ理解 防虫従事者の「役割」「力量」「育成方法」
防虫従事者にはいろいろな役割があり、通常は組織的に役割を分担するものです。ところがそれぞれの役割に応じて系統的に職務を定義し訓練されていないと、防虫従事者に過度な負担がかかる割に成果が乏しくなってしまうものです。
本講演では、自社の防虫体制を客観的に見つめなおすことができるよう、防虫従事者の役割・要求される力量・育成方法を系統的に整理し、具体的な解説をおこないました。■講師■
東洋産業株式会社 三藤 文章
-
■講演2■ 事例紹介 オレンジベイフーズ株式会社の防虫対策~衛生マネジメントシステムを活かした食品安全文化の構築~
食品安全の大前提として、GMP管理、衛生環境の整備が重要です。これを適えるために衛生管理のマネジメントシステムを構築し、継続的に改善するのはもちろん、食品安全が1人1人の価値として組み込まれ、組織の文化となっていることが重要です。
本講演では、オレンジベイフーズ株式会社による、「Seek and Destroy」「食品安全文化の構築」「PDCAサイクルの重要性」をキーワードとした食品安全への取り組みと、同社での防虫担当者の育成方法などについて、実例の紹介と解説をおこないました。■講師■
オレンジベイフーズ株式会社の防虫対策 柁谷 有美氏
-
■講演3■ 事例紹介 他社の社内防虫従事者の育成方法
防虫従事者の役割や体制は企業によって千差万別ですが、各担当者の職務範囲、教育方法、PCOの活用の仕方などから、いくつかのパターンに分けて考えることができます。
本講演では、他社の防虫体制(担当部署・ローテーション・自社とPCOの役割分担など)、社内教育方法や合格基準、複数工場の工場間レベル差に対する対処、各社が抱える今後の課題など、各パターンに応じた他社の取り組みを解説することで、防虫従事者の育成方法をより深く理解するための情報をご提供しました。■講師■
東洋産業株式会社 水元 誠
-
■ご来場者特典①パネル展示■ 社員が共有したいと思う防虫事例
弊社では、社員の日ごろの衛生サポート業務における経験の中から、社内で共有したいと思う事例の相互報告活動をおこなっており、これまで1,000を超える貴重な事例が集まっています。
前回セミナーで大変ご好評をいただき、今回も最新の事例を多数展示しました。
会場にお越しの皆様からは、「展示パネルは分かりやすく有意義な内容だった」とのご感想をいただくなど、大多数の方にご好評をいただきました。
-
■ご来場者特典②体験実習■ 虫の同定に挑戦!
会場に体験コーナーを設置し、よく見る害虫のサンプルを手に取っていただき、虫の同定を体験いただきました。
実際に体験された皆様からは、「実物を用いたサンプルで見るべきポイントが良く分かった」などの嬉しいお声を多くいただきました。